第44代部長 並木 祐太

今年度のスローガンは「チャレンジ」です。チャレンジとは困難なことや未経験のことに取り組むことを意味します。日本語に訳すと挑戦です。もしかすると挑戦という言葉よりライトなイメージを持つかもしれません。しかしこのチャレンジこそが部員一人ひとりの可能性を広げ地域振興発展の足掛かりとなっていきます。

新座市商工会青年部は創部49年を迎え120名を超える部員が所属しています。この部員数は全国的に見てもトップクラスを誇ります。しかし積極的に参加している部員は限られているのが現状です。そこで青年部の魅力を知ってもらうと共に、その魅力に更に磨きをかけ、より積極的に参加したくなる青年部を目指します。

その積極的に参加したいと思える青年部の魅力こそが「チャレンジ」できる場ということです。私たちは地域を想い活動し、事業を開催します。事業開催までの過程にはいくつものチャレンジがあります。そのチャレンジで培った経験こそが私たちの財産となります。

しかし私たちは仕事や家族との時間の合間を縫って青年部活動を行っています。忙しいから参加できない、仕事とは関係ないから参加する意味がないなどと思っている方もいるのも事実です。しかし一歩前に踏み出ししてみてください。私たちはまだまだ若手経営者、後継者です。この先20年30年、人によっては40年以上商売を続けていくでしょう。今後の商売で困難を迎えた時や、経験したことのない場面に直面した時、必ず成功させなくてはならない時に迎える「挑戦」の時に、青年部活動で「チャレンジ」して得た経験は私たちの強い味方になってくれるはずです。まだ一歩を踏み出せていない部員は先ずは会議に出席してみたり、会議に参加して自分の想いを伝えてみるなど小さなチャレンジをしてみてください。既にチャレンジしている部員は更に大きなチャレンジをしてみてください。そのチャレンジできることが青年部の魅力だと気付き、その積み重ねが自身の大きな挑戦の手助けとなります。

地域を想い活動し、その中でチャレンジし経験を得て商売の発展へと繋げる。部員一人ひとりの成長こそが地域振興発展に直結していくに違いありません。

令和4年度は、青年部はチャレンジする場という意識を高めます。
事業内容としては

  • チャレンジを楽しむ事業
  • コロナ禍で気持ちが沈みがちな地域の皆様に私たちのチャレンジで少しでも笑顔になってもらう事業
  • コロナ禍で交流する機会が減少したOB、OGの皆様と交流を図り太い絆を創る事業
  • 私たちのチャレンジする情報を発信して部員や地域の方に届けることで、青年部活動の参加率のUP や部員拡大へと繋げると共に地域の皆様と青年部のパイプを構築する事業

このような事業を展開いたします。

また次年度は創部半世紀、節目の50周年です。周年事業実行委員会も立ち上げ盛大に事業を行う準備をして参ります。青年部では今年度の盛り上がりが次年度の盛り上がりに繋がると言われております。多くの部員のチャレンジで令和4年度をしつかり盛り上げ、来る50周年へとバトンを繋いでいきます。