「暗記でするのが普通だよ?」
今になって考えれば、嘘八百も良いトコロです(笑)
かけがいのない人たちと…
思い返せば、私が最初に行なった青年部活動は、
青年部宣言及び誓いの言葉の詠唱でした。
とても緊張したのを今でも覚えています。
100人近くの方が耳を傾けている中での詠唱でした。
しかも自分の人生の中では、全てが経験に無い事ばかりでした。
逃げ出したいけど、逃げられない。
頼れるのは自分だけ…
あの時のドキドキ感は、今でも忘れられません。
そして、もう一つ覚えているモノがございます。
詠唱を行なっている時…
私の目を真っ直ぐに見つめて、聞き入って頂いている方。
私と一緒に口ずさんで聞いて頂いている方。
また逆に、余所見をして興味無さそうにしている方。
他の方と小声で会話をして、全く私の詠唱などに興味を示さない方。
それはもう様々でした。 人間って言うのは単純なもので、真
面目に聞き入って頂ければ、嬉しくてヤル気が出ますし、
その逆であれば、ヤル気をいとも簡単に壊してしまいます。
幸いな事に私の場合は無かったのですが、
どんなに頑張って暗記しても準備しても、
詠唱中にあちこちボソボソと喋られたりしたら、
頭の中が真っ白になって失敗してしまう可能性が大いにあります。
まぁ…ある程度経験を積んだ方であれば、
そう言った雑音なんかは気にならなくなるものですけど。
未経験であったり、経験が浅かったりするとそうは行きません。
まぁ、それも修練という考え方もございます…
しかしそれもある程度までと考えます。
私なんかはこう考えます。 一生懸命暗記して、練習もして、準備して
臨んだ青年部制限及び誓いの言葉。
それを一生懸命聞き入ってくれた先輩たちの真剣な眼差し…、
全てを受け止めてくれる優しい眼差しは、今でも心に焼き付いております。
どんなに自分が緊張して不安でも、仲間はいつも見ていてくれる。
いつも受け止めてくれる。 そういう暗黙の信頼があるからこそ
不安でも青年部活動はいつだって一歩踏み出して挑戦出来るのだと考えます。
私は、その暗黙の信頼を大事にしたいと思います。
今思えば、経験ある青年部の先輩ほど、
人の話に対して真剣に耳を傾け、
人の活動に対して素直で謙虚に目を向けます。
良く考えれば、その姿勢は仲間を大切にする事のみならず、
自分自身の資質の向上にも繋がるのだと思います。
誰だったかな…昔過ぎて忘れてしまいましたが、誰かから教わった事があります。
「人は、口は一つなのに目や耳が二つあるのはなぜだか、わかりますか?」
「人は、自分が喋るよりも人を良く見たり、人の話を聞く方が遥かに有益だからです」
なるほど…
生物学的な観点から行くと、全く違うような気がしますが(笑)
妙に納得してしまいます(笑)
経験ある先輩ほど、その事が何となくわかっていらっしゃるのでしょうね。
このブログを見て頂いた方。
また、我らが新座市商工会青年部にも、来年度に委員長やスタッフに
なられる方も大勢いると聞いております。
貴方の周りで一生懸命な方がいらっしゃいましたら、 どうか、
良く目を向けて、良く耳を傾けてあげて下さい。
そういう、優しい受け止め方をしてあげて下さい。
決して難しい事では無いはずです。
自分が、まだ何も出来ない時の事を思い出せばいいのです
… 今現在どんな立派な人だって、
緊張と不安に溢れていた時代はあったはずですから…
頭の隅にでも置いといて頂ければ幸いです。
<m(__)m>
「暗記でするのが普通だよ?」 この嘘も、今となっては感謝しております。
この嘘のおかげで、数多くの事を学ぶキッカケができました。
嘘も方便です。
「青年部宣言及び誓いの言葉詠唱?……暗記でするのが普通だよ?」
言ってしまうでしょうねぇ(笑)
青年部の仲間は私にとって、かけがいのない人たちだから…
それでわ、また明日! (^_^)/~