誠実…
その言葉が一番適している人物が、新座市商工会青年部にいます。
後継者育成委員会 萩原卓委員長です。
後継者育成委員会とは、今年度「献血事業」と「勉強会」の2つの事業を
見事に成功を収めて頂きました。
萩原委員長に初めてお会いしたときの印象は…
とても「静かな人」と言うイメージでした。
しかし、静かな印象とは裏腹に、青年部活動 におけるどのような頼みごとも、
物凄く手早くこなしてくれます。
いつの間にか、気付いたら、「静かな人」から「頼りになる静かな人」に
印象が 変わっておりました(笑)
そういった経緯で委員長をお願いした次第でございます。
そして、委員長をお願いして暫くしてから、また大きく印象が一変する出来事が
ありました。
勉強会の打合せを委員会で行なっていたとき。
そのとき私も委員会にお招き頂いたので、参加させて頂きました。
しかし、人が思うように集まっていない状況でした。
青年部活動では手伝ってくれる人をいかに集めるか…やはり誰もが苦労するところです。
萩原委員長もだいぶ苦労された事と思います。
それでも、徐々に人が集まる様に変わっていきました。
誰よりも早く委員会に到着し、物凄い量の下準備をし、人知れず行なっていた努力は
計り知れません。
それを少しも顔に出さずに、常に静かな立ち振る舞いでおりました。
献血事業に勉強会。
この2つの事業はやらなければならない下準備が沢山あるのが 特徴です。
私は「すみません…大変な事業をお願いしまして」と謝りました。
そしたら萩原委員長は… 「皆さんのお役に立てれば、それで良いんです」と…
私は、萩原委員長から本当の意味での誠実を教わりました。
考えてみれば、青年部長にとって誠実は、必要不可欠です。
誰もが、何か役を与えられ行動する時、
「自分はこうしたい」とか
「自分はこう思う」とか
「自分は人の為にやっている」とか…
つい「我」を出して動いてしまいがちです。
正直、私もそんなところが多々ございます。
しかし青年部長が「我」を出し過ぎてしまうと、知らない内に勘違いを
してしまう事が多々あります。
また、一緒に活動している仲間を傷付けてしまったり、
賛同してくれる人しか集まらなくなる為、大勢のリーダーにはなり得ません。
部内の活動家の減少を招きます。
そのような所謂、裸の王様になってしまうと、それに気付くのも大変困難です。
しかし「皆さんのお役に立てればいい」 その考えは、裸の王様には絶対なり得ない。
これほど誠実な言葉を、私は聞いたことがありません。
この言葉を聞いた瞬間、
「頼りになる静かな人」から「頼りになる誠実な人」に印象が 変わりました。
先日ブログにて紹介させて頂きました、大宮のOLSビルでのリーダー会議。
その中でのセミナーで教わった名言がございます。
「部長とは人の上に立つ勝者ではなく、人の役に立つ勇者」だと。
その名言を頂いたとき、真っ先に萩原委員長の顔が浮かびました。
誰よりも早く委員会に到着し、物凄い量の下準備をする人知れぬ努力。
誰よりも手早く正確無比な活動。
今思えば萩原委員長は、能力が高いとか、まじめとか、仕事柄とか…
そういう、単純な事でなく「お役にたてれば」という考えが
根本で活きているように思います。
お役に立てればと言う気持ちでの人知れぬ努力。
人の役に立ちたいからこその手早く正確無比な活動。
見習うべき事です。
今年度、私は「お役にたてれば」という気持ちを常に意識して
忘れないように心掛けました。
常に仲間の声に耳を傾けて、仲間の青年部活動の役に立てる事があるなら、
迷わず貢献しようという想いで活動しました。
外部からどんなに言われても、仲間の役に立つ事は積極的に行なってきました。
何を言われてもいい…お役にたてるなら。 そんな気持ちで。
果たして、私はこの一年間、人の役に立つ勇者になれたのでしょうか。
萩原委員長を始めと致します、後継者育成委員会のメンバーの皆さん!
本当にこの一年間、ありがとうございました!
そして萩原委員長!
本当に貴方からは大切な事を教えて頂きました。
これからも是非「頼りになる誠実な人」であり続けて下さい。
そしていつか私は、貴方のお役に立てる日が来るのでしょうか。
貴方のお役に立ちたく願います。
<m(__)m>
本当にありがとうございました。