2018.6.6 【研修】障がい者雇用を推進する「日本理化学工業 」様の見学会
新座市商工会青年部 社会貢献委員会の有志メンバーで、日本理化学工業様の川崎工場見学会に参加してきました!
日本理化学工業はダストレスチョークやキットパス(環境固形マーカー)などの商品を製造している一般企業です。
ダストレスチョークを作り続けて81年、障がい者雇用を始めて59年。
この会社の特徴は、ここで働く全体の70%以上が知的障がいのある社員というところです。
そして、ダストレスチョークとキットパスの製造ラインは、すべて障がいのある社員が責任をもって動かしているのです。
ここで、ぜひ読んでほしい日本理化学工業関係の書籍紹介です!
→「虹色のチョーク」 著者:小松 成美、出版社::幻冬舎 http://honz.jp/articles/-/44134
→「働く幸せ」 著者:大山泰弘、出版社: WAVE出版 http://www.wave-publishers.co.jp/np/isbn/9784866211435/
ところで、なぜ私たち社会貢献委員会がこの会社の見学会に参加したのかというと・・・
11月開催の社会貢献事業のひとつとして、日本理化学工業の「キットパス」を使ったワークショップを開催する予定だからです!!それならば、事前に日本理化学工業に見学に行こう!という話になったわけです。
このキットパスワークショップを通して、障がいのある方でも素晴らしい商品が作れる。社会で活躍できる!ということを知ってもらいたいと考えています。
さてさて、これが障がいのある社員さんが作っている「キットパス」という商品です。
この「キットパス」はチョークでもない、クレヨンでもない、ガラスなどの滑らかなところならどこでも描けて、すぐに消せる。まったく新しい固形マーカーです!
早速、キットパスを使って窓ガラスにらくがきしてみました。
大人でもらくがきって楽しいですね。
ここからは、ダストレスチョークの製造ラインの見学です。知的障がいをもつ彼らですが、チョークの原料を並べる作業の正確さと速さ、集中力はピカイチ!私にはとても真似できない職人技でした。
こちらの梱包工程でも、作業の速さと正確さが光ります。製造ラインの流れの速さに焦ることなく、作業を進めていきます。
不良品のチョークは×、迷ったら△に入れる!たとえ文字が読めなくても、イラストなら理解できます。このような細かい工夫が製造ラインの各所でみられます。
最後に研修部屋にもどって、質疑応答とアンケート記入の時間です。
大山隆久社長、本日はありがとうございました!
ぜひキットパスのワークショップを成功させて、日本理化学工業のことをたくさんの人に知ってもらいたいと思います!
おまけ ・・・ キットパスで「ゾウキリン」!!新座市をPRしてきました(^^)
日本理化学工業は障がいのある方でも、その能力を活かして活躍ができる会社でした。
私たちの住む新座市も、どんな人でも活躍できる強くて優しいまちになるように、今後も地道に活動していきます。
社会貢献委員会 委員長 太田勝也