学べ!青年部から始まるまちづくり

新座市商工会館大会議室で11月17日午後7時より市長と一緒にまちづくり委員会による

「学べ!青年部から始まるまちづくり」をテーマにした勉強会が開かれた。

勉強会は2部構成で行われ、第1部では渡辺真平委員長による青年部の現状と今後の課題様々な資料やアンケート等を基に講義された。

第2部では現新座市市長でもある須田建治市長(第7代部長)をお招きして市長自らが青年部でご活躍された当時のお話や青年部の今後のあり方等質疑を交えて熱弁された。

様々なデータや資料を基に新座市の現状や今後の新座市としての取り組み

その他に新座市内で事業を行う者に対して市が取り組んでいる事や今ある制度等丁寧に御講演された。20151117_192725

 

当日は講演前に10月に行われた事業チャリティーゴルフコンペで皆様にご協力頂いた寄付を

新座市コブシ基金へ加藤部長より新座市長へお渡し致しました。

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司会進行関根祐之副委員長のご挨拶後、勉強会開催にあたり加藤部長より

「本日に至るまで市長と一緒にまちづくり委員会を中心に全部員に電話をしてアンケートをもれなく取って頂いた事に深く感謝すると共にそのおかげで本日の勉強会で様々な考えや意見を知る事が出来る、又現職の市長がこれだけ青年部に期待して頂けるのは新座だけです、本日は皆様が何か新しい気付きを持って青年部がより一層良くなれればと思います」

 

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渡辺真平委員長より勉強会開催にあたってのご挨拶と共に趣旨説明が行われた

「今回の事業では非常に自分自身だけでなく委員会としてもすごく勉強になりました、またこうして勉強会を開催させて頂くのは本当に皆様のおかげであり、本日までにご協力頂いたアンケートを参考に素晴らしい事業にしたいと思います」

 

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第1部ではまず新座市商工会青年部の現状をプロジェクターを使用して様々な角度からの分析結果を発表した

現在新座市商工会青年部部員数は116名、規模的には埼玉県では1番大きい規模である、また全国でも13番目の大きさである。

その116名の年齢や業種、更には事業主か後継者か事細かに分析し現状の青年部の素晴らしさと共に今後将来起こりうる課題等を議論した。

 

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現在商工会青年部では39歳~41歳迄の割合は全体の31.8%になる、逆に26歳~29歳迄は全体の10.3%となっており今後3年間で37名の青年部会員が卒業となる。

これらの事から将来的な課題として新しい部員獲得に重点を置く中でも現状の活動に参加しない部員への対応や皆が参加出来る為にはどうすればいいか等を含め今後の商工会青年部の在り方をアンケートの結果を基に質疑を交えて議論し思いを共有した。

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これらのデータや議論の中で自身の思いを述べる大西圭介部員拡大室室長(直前部長)

「正直まだまだこれからなのかなと思う、人数が増えてきたらそれなりにこのようなデータをもっと活用して今までにない新しい仕組みを作るのが必要かと思いました」

上記以外にも「商工会という場所は自身の業種の宣伝になる」「自分が入部した時の思いがアンケートに反映されてる部分が少なからずある」「当時自分も参加していなかったが実際参加してみて今はこうして満足している」「今年入部した時はお互いビジネスに置いてウィン・ウィンになれば良いかなと正直思っていた」「来ない人を来させる為の根本的な目的は?」「実際はもっと素晴らしい事は活動しなきゃ分からない、本当に同感してもらいたいしこの素晴らしさが同感できない人が逆に可哀想」「正直活動してない人が入部している意味が無いので1年毎に更新等の制度を設けては?」

等厳しい意見や建設的な意見様々な本音の思いが出た

 

 

 

第2部では新座市長という立場から私達が知らない市にあるビジネスチャンス

(小規模事業者登録制度、補助金、融資制度等)

新座市で現在取り組んでいる事や今後の新座市の在り方、ビジョンの説明

市長自ら青年部歴代部長を務めた事での体験談や参加した事でのメリット、今後の青年部の在り方のアドバイス等を様々な資料を基に御教授された。

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以下商工会青年部の発足から現在、将来に向けての須田市長による講演内容(一部を抜粋)

 

「商工会青年部の原点として当時はどうしたら地域の商工業が発展するのかを考える場として発足し

当時は一番分かりやすい方法で(声掛け等)同志を集めた

又1つ目の事業として現在の市民祭りに至る商工祭を行った、

今後の青年部は出てこない人が出てくる事を信じて諦めず、「奉仕、執念、友情」を基に出てこない人の事よりも自身達が出来る事を出来る範囲で行う事、又今行っている事を一生懸命行っていれば回りはその魅力に気付き私も僕もとその時協力してくれるはず、今現在新座市内では640ものボランティア団体があり出来る範囲で出来る事を多くの方々に行って頂いている、魅力があれば必ず協力者は出てきます、

上から目線とかは絶対にダメです、奉仕の気持ちと活動からのつながりが大事だと思います。

もうひとつ忘れてならないのは経営者としての資質向上をどういった形で図っていくかという勉強会を行う事、その為に能力開発を図る委員会を立ち上げるのも自己の意識を高める為に必要かと思います」

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その他に現在の国の経済状況とそこから今後の新座市の経済発展を目指した新座市が進めるまちづくりについてプロジェクターや様々な資料を基に講演された。

大きな事業としては新たな視点による都市づくりとして都市高速鉄道12号線(大江戸線)の新座市馬場への新座中央駅(仮称)延伸誘致する事で豊かなまちの実現。

もうひとつは大和田の市街化調整区域での土地区画整理事業の一環で産業系企業を誘致する事でそこからつながるまちづくりを具体的に現在の進行状況を交えて説明された。

 

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その他新座市内での事業者の為に100万円以下の市政で行う事業を優先的に地元に回す為の小規模事業者登録制度の説明や新座の観光推進を含めた大きなまちづくりについての説明の後

新座市商工会青年部に向けて「時代が変わっていく中その場その時で青年部は一生懸命考えているので私個人からここをこうすればというのは特にありません、その時々で上手に考え、実行して頑張って下さい」と励ましの言葉を頂き質疑応答を経て終了した。

 

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(上)須田市長に質問する岩沢純副部長

質疑応答では談笑も交えて新座の歴史や市民に対する思い、当時と今の新座の違い等が詳しく知る事が出来た。

質疑応答後閉会式では斉藤洋高副部長による謝辞が述べられ、記念品の贈呈が行われた

 

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事業終了後は参加者33名に対して今後の青年部及び勉強会発展の為のアンケートの記入と回収を持って事業は成功を収めた。

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(上)今回今より更に素晴らしい青年部を目指す思いを込めた事業を企画、運営した「市長と一緒にまちづくり」委員会の皆様

 

事業を終えて加藤貴幸部長より

「今回行われた事業に感動と共にアンケートに感謝です、その結果を見て共感できる内容がたくさんあり今の問題点を皆が理解しているのだと思いました、そこからどうアクションするかを含め今後声掛け等を諦めず行い真剣に今出来る事に対して行動して更に組織力を上げる為新たな人材を集めて新しい人の能力や力を加えていきたいです、今現在上に立っている人は活動してない人に活動してもらえるような機会を増やしたり活動自体を行ってもらえるようにする事が使命だと思ってます、又今後は青年部としてのアイデアを市長に対してどんどん出せる団体を目指していければと思います」

と御感想を頂いた

 

 

 

 

 

 

 

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